自分だけのオリジナルキャラを作ろう
今まではアニメやゲームなどのキャラを見て描いていたけど、
自分のキャラを考えて描いてみたい!と思ったことはありませんか?
自分のオリジナルキャラを考えて実際に形にしてみると、
我が子のようにかわいく思えてくるものですし、
創作意欲も上がってきます。
ですが、位置から何もないまっさらな状態で、
アニメなどで活躍するキャラを考えようとすると中々うまくいきません。
自分が「描きたい!」「このキャラなら物語の中で動かしたい!」
と、思わせるようなきっかけがないとうまく描けませんよね。
今回は
「自分だけのオリジナルキャラを書くために必要な味付けの方法」
紹介していきたいと思います。
まず初めに
キャラクターの基礎ステータス考えてみよう
最初は漠然としたもので大丈夫。
最初から無理に絵を描こうとせず、
男性か女性か、イメージとするカラーやモチーフ、
そのキャラに持たせたい性格などを書き出してみましょう。
例えば…
①女性
②性格はおっとり系で意外と肉体派で物理で解決するタイプ
③年齢は20代前半
など、そのキャラクターを作るための基礎ステータスを順にメモを取ることをお勧めします。
キャラクターの内面から作ることによって、どんな活躍をさせたいのか連想がしやすくなります。
隠し味にギャップ要素など盛り込むのもいいかもしれませんね。
キャラクターの基礎ステータスがある程度固まったら…
キャラクターに活躍させたい場所を考えてあげよう
脇役なのか、主役なのか。
ファンタジーで活躍させたいのかそれとも現代人としてなのか。
最初に考えたキャラの基礎ステータスから徐々に肉付けして、
活躍の場を与えてあげましょう。
ここで他に登場させたいキャラや関係性のヒントが隠されているので、
細かく考えてあげると一層深みのあるキャラに仕上がります。
例えば…
①物語の舞台:現代風のSFチックなストーリーで活躍させたい
②役柄:脇役(主人公の相棒)
③職業:骨董屋
④主人公との関係性:主人公とは店主と客の間柄で…
など、根幹のキャラの性格につなぎ合わせるように個性を付けつつ、
舞台を用意してあげてください。
基礎ステータス、舞台の用意が整ったら…
外見を考えてみよう
キャラクター像が固まったら外見を作っていきましょう。
性格などの内面に矛盾が出ないように作ったステータスを参考に肉付けします。(あえて内面と外見の矛盾があるとギャップと捉えるのもキャラ設定としては全然アリです。)
外見を決めるのも基礎ステータスを考えるときと同じように、
大体の特徴で大まかな要素から始めましょう。
《外見を決めるときの要素》
①体型
②服装
③髪形
④顔の特徴
(目元など性格が表れる場所の特徴)
⑤表情の動き、立ち絵のポーズはどんな動きをするか。
(女性的なのか男性的なのか)
⑥モチーフ等
などメモだけでは表現できない部分をイラストを交えながら描いてみましょう。
ぼんやりしたもので大丈夫ですし、
量産型だな…と思ってしまったとしても問題ありません。
大きなキャラクター像が出来たら…
見た目に個性を出してみよう
個性には服装や小物、キャラのメイクやイメージカラー、モチーフなどを付け足していき特徴のあるキャラクターを作っていきます。
服装に性格の現れるようなアイテムを付け足したり、
服を着崩してみたりするなどもいいかもしれませんね。
外見に個性を出すコツは、
「人の印象に強く残る特徴を付ける」こと。
どんな舞台でも一際目を引く印象的なキャラを作るために様々な工夫をしましょう。
自分の作ったキャラをミニキャラにした際に、
どんな人から見てもわかるような特徴的なキャラであるのが望ましいです。
キャラクターを作ることに大切なのは、
個性の足し算引き算をうまく扱う事です。
敢えてモチーフや小物を大きく大げさに描くのもコツ。
小物のサイズを現実のアイテムより思い切りよく大きく描いてみるのも、
一層キャラが引き立つ要素の一つです。
キャラクターに個性をつけたら…
実際に表情やアクションを付けて描いてみよう
キャラクターが現実味を帯びてくるのは、
そのキャラクターが動いたときに発揮します。
物語に登場したときのイメージを性格や外見などを元にして、
実際にイラストとして描きだしてみましょう。
表情やアクションの表現方法はキャラクターによって様々です。
ワンパターンではなく、そのキャラクターの喜怒哀楽を一つづつ描き分けてみてください。
いかがでしたか?
きっかけとして一人のキャラクターが作れるようになると、
そのキャラの周りでさまざまなドラマが生まれ、
より生き生きとした実体を持つようになってきます。
皆さんも是非お気に入りのキャラを作り、
物語で活躍させてみてはいかがでしょうか?